Markets Germany マガジン
マガジン "Markets Germany" 2012年号
2012年 10月 19日
グリーンビジネス
ドイツは数十年にわたりグリーン産業政策に取り組んできました。日本でも福島の原発事故以来、「未来は緑 (グリーン)」という認識がますます強まっているようです。そこで、この日本特集号のカバーストーリーは ドイツのグリーン経済に関する最新の動向を取り上げ、将来有望な「Power to Gas」をはじめ再生可能エネル ギーの分野における革新的なテクノロジーをご紹介します。
2011 年の夏、ドイツ連邦政府はエネルギー転換の促進を決議しました。再生可能エネルギーを大幅に拡大し てエネルギー効率を高めることにより、環境に優しく信頼性の高い経済的なエネルギー供給を確保するとい うものです。エネルギー供給の構造を根本的に転換することはきわめて重要であり、将来の世代にとって大 きなチャンスを意味します。
長期的なグリーン政策の成果は、今日すでに顕著に現れています。たとえばドイツは太陽光発電で世界記録 を達成しました。今年5 月のある晴れた日、ドイツの太陽光発電所は日中に計22 ギガワットの電力を生み出 したのです。これはドイツ全土の日中電力需要の半分、もしくは原子力発電所20 基で生産されるエネルギー に相当します。ドイツはまた、ヨーロッパ有数の風力エネルギー拠点でもあります。2011 年には実質の電力 消費のほぼ10% が風力エネルギーによってカバーされました。地熱発電、バイオエネルギー、蓄電技術など その他のクリーンテック産業分野における発展も非常に進んでおり、国外からの関心も高まっています。さ らに、ドイツでは2000 年から2010 年までに大気に有害なガスの排出が15% 以上減少しました。
当機関ではドイツへのビジネス拡大を検討される企業の皆様のために、日本国内でも様々なイベントを実施 しています。2012 年11 月16 日には東京で、第8 回日独産業フォーラムを主催します。ここでは、化学産業 分野、主に新素材分野で活躍する日独の企業代表からのプレゼンテーションにより、両国の市場傾向やビジ ネスチャンスを紹介する他、日独経済エキスパートによるドイツの投資事情-ドイツ経済事情、法的・税制 枠組みの基礎知識、投資優遇助成金制度、日系企業のためのドイツ進出基礎知識など-の講演を通じて、ビジ ネス・投資ロケーションとしての欧州ドイツの魅力を紹介します。是非この機会に、ドイツから来日する当 機関専門スタッフと直接ご面談ください。
- ページ番号 24
- 注文番号 17371
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